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どうしてこんなにもIT業界には鬱病になってしまう人が多いのか。

どの職場にも鬱病になってしまう人はいるけれど、IT業界は本当に多いです。

今まで”鬱病になった人がひとりもいない職場”を見たことがありません。

鬱病になる経緯は人それぞれですが、システム開発未経験の人が鬱病になりやすい理由がわかったのでお話します。



うつ病になる原因は、毎日できないことが増え続けるから

企業側も未経験とわかって採用しているので、スキル不足は承知の上です。

現場に入っても難しい作業を振られることはありません。

 

しかし、そこに罠があります。

 

「これくらいできるかな」

と、先輩が未経験者に割り当てた作業は、経験者から見て「難しくない作業」なだけであって、未経験者からすれば立派な難しい作業になるからです。

 

「じゃあこれやってみてね。わからなかったら聞いて。」

と言われても、あるある話

・・・(なにがわからないかもわからない。強いて言えば全部)

ってことも普通にあります。

 

朝に頼んだ仕事が午後になっても1mmも進んでいないこともあります。

 

これ、マジで焦りますよね。

私は半べそかいてました

「本当に日本語ですか?」ってくらい言ってることがわからなかった。

 

勇気を出して質問しても、最初は答えてくれるものの、こちらが理解できていないため何度も同じことを聞き(本人は同じだと思ってない)質問の無限ループ。

 

システム開発の現場は時間の流れがとにかく速い。

そんなスピード感の中で何度も同じ質問をするとどうなるか、簡単に想像できますよね。

 

で、先輩や上司が何を考えるかというと「この仕事を頼むにはまだ早かったか。もっと簡単な仕事を頼もう」となります。

 

付きっきりで手とり足取り教える時間があればいいのですが、先輩自身も仕事を抱えてるものだからそうもいきません。

 

本人を変える(教育する)より、作業内容を変えます。

 

仮に先程の作業を作業1としましょう。

作業1がクリアできない未経験者には、もう少し簡単な作業2へ変更されます。

うんうん、未経験だから難易度低めにしないとね。

 

これでクリアできれば儲けもの。

しかし、ここでも作業2をクリアできなかったりする。だって未経験だから。

 

先輩「終わった?」

未経験者「まだです。」

先輩「どこで躓いてるの?」

未経験者「エラーが出て進められないんです」

先輩「(うっ、functionに引数を渡してない。さっき説明したのに)こうやって書くといいよ」

~数時間後~

先輩「終わった?」

未経験者「まだです。今度はここのエラーが・・・」

以下ループ

 

このようなやり取りが続き、作業3へ依頼が変わります。

作業の変更はいいんです。

この流れの恐ろしいところは、本人に「自分はダメなんだ。なんて役立たずなんだ。」と自覚させてから簡単な作業に移行するとこ。

 

わかります?この恐怖が。

 

最初から作業3あたりをお願いしていたらできたかもしれないないのに、

自信喪失の罠
作業1:簡単な画面

すったもんだの末に断念(俺には無理だ)

作業2:簡単な画面の1機能

すったもんだの末に断念(む、むずい、よくわからん)

作業3:画面で使うデータの準備

すったもんだの末に断念(できない。なんの役にも立てない)

作業4:テスト、動作確認

すったもんだの末に断念(ボタン押したら壊れそう。こ、怖い)

作業5:マニュアル作成

すったもんだ(できなくはないけど、もうやってく自信ない)

の流れできたら、自信をなくしてできなくなってもおかしくない。

 

先輩に悪気はないんです。
と言うか、先輩自身も自分の仕事に追われていますから余裕がありません。

悪気はないけど、「こいつ、センスないかもしれない」という思いがポコッと出てきます。

 

先輩は若干イラつき、未経験者は自信喪失。

時間が経てば経つほどこの温度差が広がっていきます。

これがエンジニアデビューした未経験者が鬱病になるカラクリです。

 

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うつ病のここが怖い:回復するまでの時間が長すぎる

よく鬱病は風邪と同じって言うけれど、風邪とは決定的に違うことがあります。

 

風邪と同じなのは「病気になる可能性は誰にでもある」ってとこだけ。

回復力の差は天と地ほどかけ離れている。

 

風邪だったら薬を飲んで一晩寝れば回復することってありますよね。

鬱病は薬を飲もうが、寝ようが(そもそも寝れない)さっぱり回復しません。

私も鬱病になったことがあるからわかります。

 

マジで

マジで

キツイ!

苦しい!

 

もう二度とかかりたくありません。

私の場合は軽度だったため、3〜4ヶ月で復帰できましたけど、二度とごめんです。

あんなもの、かからないで済むならその方がいい。

 

「傷ついた分だけ強くなる」とか「優しくなれる」とかクソくらえです。

 

鬱病の怖いとこは、回復力がめちゃくちゃ弱いってとこ。

長期間、自分はダメな人間だと思い
長期間、食べれず
長期間、眠れず
長期間、働けない

    つらすぎぃぃぃ。

    ぜんぜん風邪と同じじゃない。

     

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    エンジニアに転職する前によく考えて

    みんながみんな、この危険な罠にかかるわけではありません。

    じゃあどういう人がハマってしまうのかというと、

    イメージだけでとりあえず就職した人

    です。

     

    もともとプログラミングやシステム開発に興味がない人は危険です。

    エンジニアになりたい熱意を持っていない人は

    コンピュータに興味がないため
    プログラミングやシステム開発について勉強しません

     

    「仕事は会社が教えるものでしょ」って気持ちがどこかにあって、本ひとつ読まない。

    そりゃそうなんだけど、冷静に現実を見ればできないことが増えるばかりと気付くはずです。

     

    ぶっちゃけ、つらくない?

     

    「好きでもない、興味すらない仕事」を続けるのは非常につらい。

    なので、お給料やイメージだけでエンジニア職を選ぶのはやめてくださいね。

    無駄に傷つくだけですから。

     

    脅しのような実態を書いてしまったけど、

    こんな人は大丈夫

    • プログラミングに興味がある!
    • ものづくりに携わりたい!

    そういう熱意のある人は恐れるに足らず。

     

    ぜひ簡単なソースコードを書くところからチャレンジしてみてください。

    手を動かして体験すれば、自分がエンジニア職に向いてるか否か判断できます。

     

    その上で、プログラマーやSEといったエンジニア職に就きたいと思えたなら、鬱トラップにも引っかかる心配はありません。

     

    エンジニアにとって情熱こそ一番必要なもの。

    逆に言えば情熱さえあればあとはどうにかなる。

     

    でも最低限、プログラミングの基本中の基本だけは抑えておきましょう。

    入ってから苦労するのは自分です。

    できる限りの準備はしておかないと。

    自分を守るためにもいきなり転職するのではなく、試してみてから決めてくださいね。

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